著者おすすめ動物
王様ペンギン
昔は「人鳥」と書かれたが、すばらしい表現である。正に少し大きめの燕尾服を着た人の姿に似る。東山には、キング、フンボルト、イワトビの3種類のペンギンがいる。水中観察室で、水中での素早い動きを見ると、改めて水中を飛ぶ鳥と分かる。キングは立寝をしている時には尾を接地し支えにしている。
おすすめ
世界のメダカ館
World's Medaka Aquarium
世界のメダカを集めた世界的にも珍しい水族館です。約200種15,000点に及ぶメダカを展示しています。多種多様なメダカの姿形が楽しめ、その生態についても知ることができます。This world wide unique aquarium exhibits only Medaka. But over 200 species (over 17,000 specimens) Medaka certainly fascinate you.
東山動物園が現在の地に開園したのは、昭和12年(1937)3月24日である。それ以前は鶴舞公園で19年間の歩みを経ている(大正7年〜昭和12年:1918〜1937)。さらにその前身は、明治23年(1890)、中区前津町で一般公開された今泉七五郎氏の「浪越教育動物園」である。東山動物園の歴史を語るとき、こうした100年以上にわたる”名古屋の動物園”としての積み重ねがあることを忘れてはならない。
動物園社会学という新語が生まれているようであるが、動物園の歴史は、正に人と動物のドラマである。しかも、時の社会情勢を微妙にそのドラマに映し出している。このドラマに映し出された歴史と伝統を礎に、私たちは、”明日の動物園”へ向かって歩み出さなければならない。
21世紀を目前にして、明日へ一歩を踏み出す前に東山動物園の足跡を、今一度確かめてみたい。 |